第3回お庭訪問をさせていただきました！

SUNバディの皆さんこんにちは！（ファンネームをガンガン使っていこうと思います！笑）

今回は第3回お庭訪問の様子をお届けします。
前回の多肉中年さんに続き、今回訪問したのも男性ガーデナーさんのお庭です。

女子力が高いと噂のその方とは......？
コメントで交流がある方も多いのでは......？
SUNSUNガーデンはもちろん、YouTubeでも人気のあの方ですよ～😊

はい！発表します。今回お庭訪問させていただいたのは、Tomsさんです🎉

ガーデニングのトップシーズンには少し早い3月にも関わらず、快く訪問をお受けいただきありがとうございました！

早速お庭訪問！

幹線道路沿いの住宅エリアを少し歩くと、SUNSUNガーデンで見覚えのある白い柵が見えてきました。Tomsさんのお宅です。
近づくにつれて、色とりどりの花も目に飛び込んできて、いよいよご本人と会える、お庭を拝見できる......！と期待が膨らみます。

お宅に到着すると、庭先でTomsさんと奥様が笑顔で出迎えてくださいました。

SUNSUNガーデンのプロフィールでは「女子力高めと言われますが立派なおぢさんです」と書かれているTomsさんですが、実際にお会いすると、その物腰の柔らかさや優しい話し方に、本当に女子力が高いと感じてしまいました......！

心ばかりのお土産をお渡しし、早速お花を見ながらの植物談義タイムに突入です。

6号鉢でも全然OK！Tomsさん流ガーデン

お庭訪問も3度目を迎えて感じるのは、ガーデニングを楽しまれている方のお宅は、遠目からでも華やかなオーラを放っているということです。

お花がきれいということもあるのですが、それを美しく管理されているオーナーさんの人となりが伝わり、通りを行く人に明るい印象を与えている気がします。

でも、日本の住宅事情はなかなかシビア。
「それって広いお庭があるからできることでは？」と感じる方も多いですよね💦

Tomsさんのガーデニング術は、そんな方にこそご紹介したいアイデアが満載でした。

幹線道路沿いにあるTomsさんのお宅では、限られたスペースを最大限に生かしてガーデニングを楽しまれています。

花壇のかわりに、得意のDIYで立体的にお花を置ける木製棚をつくり、ほとんどのお花を6号鉢中心に育ててられています。その数なんと70鉢以上（！）。

ここからは、お花を見ながらお聞きしたTomsさんのガーデニングとの出会い、現在の栽培環境、サントリーフラワーズの花苗についてなどを、インタビュー形式でご紹介していきます。

ラブリンとTomsさんで記念写真をパチリ。Tomsさんの顔が完全に隠れるほど大きく育ったセネッティが圧巻です。

ーーガーデニングを始めたのは、何がきっかけでしょうか？

現在の戸建てを新築した10年ほど前から、小さいながらもお庭ができたことで、少しずつお花を育てるようになりました。

もともと登山とカメラが趣味で、山野草など季節の花を撮影に出かけることが多かったのですが、コロナ渦でその機会が減ってしまい......。自宅でも自然を感じたい、植物と触れ合いたいと、この数年は本腰を入れてガーデニングに取り組んでいます。

ーー6号鉢をメインに花を育てられています。その理由は？

場所がないんです！（笑）
ご覧の通り、庭と呼べるほどのスペースがなくて、大きな鉢や、広いお庭でおしゃれに楽しんでいる方がとてもうらやましいです。

ただ日本の住宅事情を考えると、ほとんどのご家庭は、同じような条件なのではと思います。ミニマムでどこまで楽しめるか？と工夫してきた結果、今のスタイルに落ち着きました。
エアコン室外機の上に自作した棚は、縦の空間を最大活用できる植物置き場です。

玄関前のスペースには三段ラックを2つ並べて、30鉢ほどの鉢を並べています。ここは基本的に雨ざらしになるので、寒さに当てておきたい植物や夏の暑さに耐えられる品種が中心となります。我が家で10号鉢以上の鉢が置ける唯一のスペースです（笑）。

ご覧の通り、お庭といいつつスペースが本当にないので、基本的に6号鉢がメインに、8号鉢でも高さのない平鉢を選んでいます。でも、そうした制約のある中でも、ガーデニングは楽しめるものだなと実感しています。

もちろん工夫も手入れもしますが、いろいろな環境下で咲いてくれる品種の力も大きいです。そうした品種力がサントリーフラワーズさんをはじめとする種苗会社さんや育種家さんの努力の賜物ですよね。

なので、その品種力を存分に信頼して（笑）、6号鉢なら6号鉢ならではの楽しみ方をすればいいのではと考えています。

例えばボンザマーガレットであれば、本来のパフォーマンスを最大限発揮するためには10号鉢で育てたほうがいいですよね？　でも6号鉢でも十分美しく咲いてくれますし、多様な住環境に対応してくれる品種の力というのは、日本のガーデニング環境では特に重要に感じます。

フラワーズのほぼ全品種を栽培済み！？

ーーサントリーフラワーズでお気に入りの品種を教えてください！

一番好きなのはセネッティです！
理由は、手をかけただけ育てる人の想いに応えてくれるお花だからです。普通に育てるだけでものびのびと生育してくれますし、少し手をかけてあげると、より美しく、かわいらしく仕立てることができます。

ボリュームたっぷりで豪華、加えて長く咲くので人目を引きやすく、ご近所さんからもいつもお褒めいただいてコミュニケーションにもつながっています。「人と人をつなぐ」という意味でも素晴らしいお花だと思います。

ちなみに、サントリーフラワーズさんのお花はどれも好きで、育てたことがないのは1品種だけ、他はおそらく全て育てたことがあると思います（笑）。

ーーそれは驚きです！サントリーフラワーズの花に抱くイメージはありますか？

花苗もブランドによって、傾向があると感じています。

サントリーフラワーズさんの品種は、少し手をかけてあげると、お花がちゃんとそれに応えてくれるところが魅力。僕は結構お世話好きなので、手をかけた分美しく咲いてくれるとすごくうれしい。

やっぱりガーデニングって、日々お花を観察しながら水やりや肥料を加減したり、植物との会話というと大げさかもしれませんが、そこが醍醐味でもあると思うんです。

サントリーフラワーズさんの品種は、そんな風にキャッチボールが楽しめるお花が多いと感じています。

Tomsさんのサプライズに驚き！

ここで、サントリーフラワーズのほぼすべての品種を育ててくれてきたというTomsさんから、驚きのサプライズがありました。

なんと、サントリーフラワーズの花苗ラベルをずらりと並べた額縁が登場～～～！

この日も男4人で伺っていたフラワーズメンバーは、思わず「おおお～～！」と地鳴りのような驚嘆の声をあげて狂喜してしまいました😆

光栄なことにラブリンがサインを書かせていただきました！
苗ラベルもこうして残しておくと、その時々のガーデニングの思い出が蘇りそうで素敵ですね^^

柄杓で水やり、茎伏せなど工夫の数々

――植物の管理で工夫していることはありますか？

お花の世話ができるのは、出勤前の30分とお休みの日だけ。その時間内ですべての花の状態を見ているので、一鉢あたり30秒くらい？です（笑）。

水やりは、冬場はじょうろと柄杓（ひしゃく）で、夏はホースで行います。基本は朝だけですが、夏場は必要に応じて帰宅後にも水やりをします。

――柄杓を使って水やりをするのはなぜでしょう。

液肥の濃度をコントロールしやすいからです。
初めに大きいバケツに500倍希釈液を作っておき、それを小さいバケツに入れて薄めながら与えます。例えば小さいバケツに「柄杓1杯の500倍希釈液＋水」で2000倍になりますし「柄杓2杯の500倍希釈液＋水」なら1000倍の希釈液肥ができます。

植物の状態に合わせて濃度の違う液肥を使い分けしやすいので、バケツから柄杓で水やりをするようになりました。

――育て方のコツや、心がけていることはありますか？

なんといっても趣味なので、自分に負担をかけないように楽しむことを最優先しています。
きっちり管理するのは向いていないので、土の配合や、液肥の濃度なども、ほぼ目分量ですよ。

あとは……、楽にきれいに仕立てるために裏技を駆使します（笑）。といっても特別なことではなく、例えば茎伏せの応用などはよくやりますね。

茎を折らないように優しく苗を手で押さえて広げてあげるんです。茎が土に触れていれば、そこから発根して横にボリュームが出ますし、発根しなくても茎を広げるように押さえてあげることで、丸くボリュームある姿に育ちます。

気が向いた時に上から押さえて、株を広げてあげています。あくまで茎を折らないように優しく…です。

剪定した花や葉っぱで挿し芽にもチャレンジしています。発根した挿し芽をひとつの鉢に混植しておいて、育つと勝手に寄せ植えになるように仕込んだり。

ただ、園芸業界にもきちんと貢献したい気持ちがあるので、挿し芽で楽しむのはワンサイクルぐらいですね（笑）。やはり新しく購入した苗は生育パフォーマンスも全然違いますし。

お花にかける想い～SUNSUNガーデンでの活動

――お花にかける想いや、SUNSUNガーデンでの活動についてお聞かせください。

僕は花を育てるということは、大げさに言えば「明日への希望」にもつながると思っています。お花を育てることで癒されたり、自然と笑顔になったり。そんな小さな喜びを少しでも多くの方にお伝えして、共感しあえればうれしいですね。

そうした想いからSUNSUNガーデンでは、栽培で困ったり迷ったりしている方がみえたら、自分の分かる範囲であれば積極的にコメントで情報をお伝えして、コミュニケーションを楽しんでいます。SUNSUNガーデンは、「きれいに満開！」だけでなく、「どうすればもっと上手に咲かせられるの？」といった、リアルな相談も投稿しやすいのが良いですよね。これからも皆さんと一緒に楽しく交流できればと思います。

まとめ

限られた栽培環境を、知恵と工夫、そしてお花への愛情で軽々と乗り越えて、等身大のガーデニングを楽しまれているTomsさん。

このたびは、お庭訪問にご協力いただき、改めてありがとうございました！
ちなみに、TomsさんのYouTubeチャンネルでもお庭訪問の様子が公開されております🎥
よかったら見てみてくださいね！
動画はこちら！

SUNSUNガーデンでは引き続き、お庭を訪問させていただける方を募集しています。
広くなくても、立派じゃなくても、無問題🌱
等身大で楽しまれているお庭こそが、一番美しいと私たちは考えています。

ぜひ皆さんのお庭も拝見させてくださいね🎵